静けさに、技が宿る~三重の恵みを、五感で味わう日本料理店
物件名:蒼月庵
施工名:店舗リノベーション工事 ※株式会社ナニタス デザイン監修
蒼月庵のデザイン設計において、ナニタスが最も重視したのは、「空間で語らないこと」でした。
日本料理において本当に主役となるべきものは、料理そのもの、料理人の所作、そしてその場に静かに流れる時間です。
だからこそ空間は前に出ることなく、一歩引いた“舞台装置”として成立させることを設計の軸としました。
素材選び、光の当て方、カウンターの高さや奥行き、客席と料理人との距離感に至るまで、すべては「一皿が最も美しく、最も静かに届くこと」を目的に、上質さと緊張感を兼ね備えたバランスで丁寧に調整しています。
和の意匠を単に踏襲するのではなく、現代の感覚で再構築することで、格式と居心地が共存する空間へと昇華します。
料理・器・所作・余白がひとつに溶け合い、五感で日本料理と向き合える場を創出しました。
ナニタスがご提案する飲食店づくりは、デザインのみを主張するだけではなく、店が本来持つ“本質”を最大限に引き出すためのデザイン提案です。
蒼月庵様は、その姿勢を体現した、象徴的なデザイン提案事例のひとつになります。





























